2016年02月23日

自然薯は、日本固有。

IMG_1286_convert_20160223084018.jpg

先日、「ジネンジョ」の生産者研修会に出席してきました。
会場で思わぬ人に会えたり、部会の緒先輩がたとの楽しい会話にずいぶん楽しい一日でした。

内容は県職員(山間農業研究所)による、今年一年の研究成果の分析。
そして、プロの声優さんによる「声による販売促進戦略」。
内容はとても面白く、会場も盛り上がったのですが・・・。
瀬戸自然薯部会メンバーの声は、
「販売より生産だよな〜。」
「売れるようなやつが作れんよ〜。」
「自然薯なんてあれば売れるよ、それよりどうやったらうまくできる?」
なんて声ばかり。

これ実は程度の差はあれども、どこの地域の生産部会も同じような状況です。
でもこれはきちんと理由があるんです。
自然薯は卑弥呼の食卓にも上がったといわれる、日本固有の野菜です。
野菜のほとんどが、海外から輸入されてきた歴史をを考えると自然薯はとても稀有な食べ物です。
日本固有の野菜は自然薯をのぞけばセリとワラビぐらいです。
あとは全部、海外からはいってきたもの。
自然薯もともと栽培は難しく、山から掘ってきました。
ソレを栽培するようになったのは、実はつい最近のこと。
皆さんが食べているのは、だいたい中国から移入された栽培しやすい長芋です。
農家の中でも自然薯栽培農家をうたっていても、じつは長芋だったり。
長芋とかけ合わさっているものが多いです。
山に生えているものでさえ、長芋との混種が進んでいるといわれています。

自然薯部会は、この日本固有の自然薯を作り継いで行くことを目的のひとつにしています。
ですから種(むかご)も毎年、県の研究施設から直接届けられます。

栽培種として不安定な、固有種。
栽培技術がまだ確立していない。
これらのことから自然薯栽培、なかなかうまくいっていないのが現状です・・・。

なになに、「おまえのできていない理由はそれだけじゃないだろう。」?
ほっといてくれ!!!



posted by 三国 at 09:06| Comment(0) | 農業 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: