
沖縄(琉球)でうまれた、空手。
そこで使われる武器は、農民が武士に対抗するために、米作りの道具から武器になっていった。
昔から当たり前のようにこう教わったし、自分自身そう思っていました。
しかし、しかしです。
昨年沖縄旅行に行ってふとおもいました。
沖縄には、稲作文化はない!!!
そもそも沖縄は、貿易・交易都市。
農業が盛んになるのは、薩摩藩による支配が始まる江戸以降で空手の発祥のずっと後です。
それも稲作ではなく、サトウキビ。
んんんっ?では今まで当たり前のように信じていた、空手武器の発祥神話。
あれはなんなんだったんでしょうか?
確かに不思議なことはありました。
たとえば、空手とは関係ない本土の武道流派がヌンチャクやトンファーの練習をしたりしていて・・・。
結局これらの武器は、中国大陸から海を渡ってき、ソレを使う技術がそれぞれの地で考えられたと考えるのが自然なんでしょう。
以前紹介した「寸鉄」も中国に同じような武具がありますもんね。