2012年11月16日

秘伝の釘打ちでござる。



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世に言う、秘伝というものがあります。
この秘伝、どんな業界にも存在します。
もちろん、武道にも乗馬にもです。

ものすごい古い時代から、この秘伝御教授いたしますと言い立て商売をする人があります。
秘伝、ふたをあければたいしたことではなかったり、誰でもできることだったり・・・。
ですからこの秘伝の技と称されるものを、本や知識だけで仕入れて名人気取りという人が昔からいるそうです。

たしかに行為そのものは簡単でも、それを使うタイミング・習慣・練習法など実際深い修行と経験・鍛錬に裏づけされなければ、秘伝も意味がありません。
実際には、いわゆる「コツ」とよばれるものだったり、悪癖の矯正だったり、結局日々の練習の上に成り立っているのが、いわゆる秘伝といわれるものなのでしょう。

以前は私も自分が習得した「コツ」を人に見せないようにしていました。
それを安易に見せると、自分がそんをするような気がしたり、簡単に自分を超えられてしまうような気がしていたからです。
(イヨッ!心が狭いねええ!)
しかし実際はコツを教えたからといってすぐできるようになるわけではなく、やはり丹念な練習のつみあげがなければ、効果は出ないのです。
ですから最近は何でも惜しみなく人に伝えるよう努力しています。
しょせん、秘伝なんていうのは、日々の練習でぶち当たった壁を乗り越える手段のひとつだったり、積み上げられた実力を効果的に発揮するための手段の一つと思っています。

昔学生時代に、建築現場でアルバイトしていたときに大工さんに教えてもらった秘伝です。
釘を打つとき、何本か残りの釘を口に含みながら打ちます。
打つ前に、唾液で釘を湿らしておくのです。
そうすると、打った後木の中で釘が錆び、抜けなくなるんだそうです。
その積み重ねで、家が頑丈になるんだそうです。
うーん、まさに秘伝ですね。















posted by 三国 at 21:38| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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