
馬術の歴史は、BC400年ごろ始まったといわれます。
紀元前400年と言えば、ソクラテスなんかがギリシャで活躍してた頃ですね。
もちろんこれ以前にも、人類は馬を使役していたでしょうし、草原の騎馬民族たちは馬を乗り回していたでしょう。
ではなぜBC400年か?
これは、ギリシャのクノッソスの遺跡から、世界最古の馬術書が発掘されているからなんです。
クセノフォーンというアテネの騎兵隊長によって書かれたこの本は、現在の馬術の基礎となる「銜受・屈撓・収縮」にもとづいた方法論が展開されています。
この当時の馬は、まだ改良がされていないため体も小さく、気性も荒いうえ鞍さえまだありません。
この本は和訳され今でも読むことができます。
興味のある方はぜひ!!